お肌のコラム

  • 慢性蕁麻疹

    2022.09.17

    蕁麻疹の多くは原因不明の特発性で、機械的な刺激が誘発させるタイプもあり、治療の基本は抗ヒスタミン薬内服です。1種類の通常量で効果不十分な場合は、適宜他剤への変更、倍量、2種類併用とします。また、抗ロイコトリエン薬やH2拮抗薬など使用することもあります。しかし、なかなか症状が軽快しないこともあります。次の手段としては、ステロイド薬の内服、オマリズマブの皮下注射です。オマリズマブは従来の蕁麻疹治療薬と比べ高価な薬剤ですが、効果は高いです。難治性の蕁麻疹患者さんに提案させて頂きます。

  • 伝染性膿痂疹

    2022.08.16

    虫刺されや湿疹の掻きむしりなどから二次的に発症することが多いです。数日で赤い皮疹や水ぶくれ、じゅくじゅくしたかさぶたが拡大します。まるで、火傷が広がるようなので「とびひ」という名前が使われます。子どもは、遊びの場で集団発生することがあります。治療は、抗生剤の内服と外用薬でよくなります。できるだけ、早期の対応が大切です。

  • 水虫

    2022.06.21

    この時期に発症しやすい水虫(白癬菌)は、身近な皮膚感染症の一つです。多湿な環境とケラチンを好む白癬菌にとって、蒸れやすく角質が多い足は最適な環境です。症状は様々です。趾間がただれたり、踵がガサガサと分厚くなったり、また、足に水ぶくれができることもあります。気になる方は、真菌検査を受けてください。

     

  • 原発性腋窩多汗症

    2022.05.03

    原発性腋窩多汗症とは、一言で言うと、原因となる明らかな病気がないにもかかわらず日常生活に支障をきたすくらい両ワキの汗の量が多いことです。薄着になる季節を前に悩んでる方もいらっしゃるでしょう。まずは、保険適応の外用薬をお勧めします。汗腺のアセチルコリンの働きを局所でブロックすることで汗を抑えます。試験では単剤で80%の方で汗が抑えられ、60%の方は日常生活に支障が無くなる程度まで改善したそうです。効果が出るまでの期間が2週間と比較的早くに実感できます。

  • ウオノメとタコ

    2022.03.25

    足底、足趾の皮膚が硬くなる角化です。立ち仕事や歩くことが多い方、靴と足が合っていない方、股関節や膝関節を痛めてバランスの悪い歩き方になっている方などがなりやすいです。ウオノメは、硬くなった角質が逆円錐状になり痛みがでますが、タコは、均一に皮膚が厚く硬くなり痛みはありません。治療は、角質を柔らかくする外用薬やテープ、削る処置となります。また、当院では痛みを和らげるためのジェルパッドやトゥーキャップなどもあります。

  • 手湿疹

    2022.02.26

    いわゆる手荒れです。年齢、性別、職業問わず、身近な皮膚炎です。とくに冬の時期は、皮膚が乾燥するため、バリアが弱くなり些細なものが刺激となり炎症を引き起こしてしまいます。手荒れの症状は様々です。強い痒みとともに細かい水疱が出現したり、赤くなり皮膚がめくれたり、皮膚が徐々に硬くなり、亀裂を起こすなどです。治療は、保湿剤、ステロイド外用薬・テープ剤が中心となります。

  • 凍瘡

    2022.01.18

    いわゆる「しもやけ」です。冬の寒さが厳しいこの時期になりやすいですね。手足先に症状が出現しやすいですが、頬や耳にも好発します。発赤・腫脹と痛痒い、というのが典型的です。ときに、水疱、びらんなどを呈する場合もあります。体質的になりやすいという素因もありますが、ちょっとした生活習慣でよくなったり、また悪化したりします。注意点は、末端部は温め保温すること、窮屈な靴は履かないようにすること、手袋や靴下は乾燥した状態で使用することなどです。汗は冷えの原因となりますので気をつけましょう。また、手洗いの後や風呂上がりの足元はしっかり拭くことも大切です。

  • 帯状疱疹ワクチン始めます

    2021.11.24

    高齢化とともに発症リスクが高くなる帯状疱疹。水ぼうそうのウイルスが原因です。神経の支配領域に症状がでますので全身の何処の範囲に出現するかは予測はできません。特に顔に発症すると、顔面神経麻痺や角膜炎などの合併症を引き起こし、長い間後遺症に苦しむこともあります。そのため、事前の対処として帯状疱疹ワクチン(シングリックス)をおすすめ致します。その有効率はおよそ90%以上と報告されています。ご検討ください。

    接種対象は50歳以上の方。2回接種が必要です。1回目接種から2ヶ月後〜6ヶ月以内に2回目接種となります。料金は1回22000円、自費となります。

  • AGA治療

    2021.10.18

    男性型脱毛症(AGA)治療において推奨されているのは、フィナステリドおよびデュタステリド内服とミノキシジル外用ですが、ミノキシジル外用薬はすでに市販されており、当院ではフィナステリドおよびデュタステリド内服薬のいずれかを治療として選択しています。臨床的にはどちらの内服薬もAGAへの効果が期待できます。どちらを選択するかは、患者さんの年齢や治療効果への期待度や挙児希望などを考慮して提案させていただきます。どちらも自費になりますので興味のある方は相談してください。

  • エンビロンの紹介

    2021.09.18

    紫外線による皮膚老化対策として、ビタミンA(レチノール誘導体)の有用性に着目し、研究・開発を行なってきたエンビロン。肌老化の原因、その80%は紫外線のダメージによるものです。ビタミンAは、そのダメージに働きかけて、肌本来が持っているコンディションを整えていきます。これまでのスキンケアにビタミンAを取り入れてみてはどうでしょうか。ご興味のある方はご相談ください。